塾に入る前にやっていること
灘中学に入るようなお子さんは、次の3つを塾に入る前にできるようにしています。
1.計算スピードをあげている
計算スピードをあげましょう。
塾に入れば、テストは制限時間内に書き上げないといけませんし、
授業の進みも早いです。
計算スピードが速ければ、考える時間にあてられますし、
ノートを写すこともできます。
先生のお話についていくこともできます。
計算がスラスラできないのは致命傷なのです。
計算はスラスラできる、できる限りスピードを上げておくように準備しておきましょう。
2.文章を早く読めるようにしている
文章がスラスラ読めるようにしておきましょう。
テキストは全部文章で書かれていますし、算数でも文章題はたくさん出てきます。
理科も社会も日本語です。
限られた時間の中で、文章をきちんとスラスラ読むことができれば
解答を書く時間にあてられます。
しっかり考える時間があれば、テストの成績もUPします。
塾で「文章をみんなで読みましょう」という時間はありません。
これは、最低限、塾に入る前に、自宅でやっておくべきスキルなのです。
塾に入る前には、文章をスラスラ読めるようになっておきましょう。
3.集中力を高めている
集中力は何においても重要です。
授業を集中して受けられますし、どこが重要か判断して、重要なところを覚えられます。
大切なところを授業中に覚えてしまうこともできます。
そうすれば、宿題も短時間で済みます。
宿題が短時間で終われば残った時間は遊びや家族団らんの時間にあてられます。
遊びがしっかりできれば、ストレス発散にもなりますし、見聞も広がります。
集中力がある、というのは、すべてにおいて重要なのです。
具体的な方法
1.計算スピードをあげるためには?
計算スピードをあげるのには、公文が非常にオススメです!
幼児期なら鉛筆の持ち方から教えてくれますし、
先生は皆、非常に熱心です。
個人個人にあった進度で進めてくれますし、
間違いが多ければ理解できていないと判断して次に進めません。
体に計算力がしみこむまでみっちり復習させてくれます。
数字を見ただけで解答が出てくるようにしてくれます。
週2回教室に通い、毎日5枚~10枚の宿題が出ますので、
毎日、計算力アップトレーニングをすることになります。
時間も測りますので集中力もつきます。
もちろん自宅で計算力アップトレーニングをすることも可能です。
しかし、毎日やり続けることが難しかったり、
家の人には甘えが出てしまったりと、継続が難しい場合がほとんどです。
公文に行っている時間は子供を預かってくれている、というシッター的役割も期待できます。
計算力アップのために公文は絶対にオススメです!
中学受験には、四則計算、分数、ひっ算の掛け算、ひっ算の割り算が必須ですので、
塾に入る前に、そこまで進度を進めておけば完璧です。(F教材終了レベル)
2.文章がスラスラ読めるようにするためには?
文章がスラスラ読めるようにするためには、とにかく読書量をアップさせておくことです!
計算も毎日、計算して数字に慣れて、トレーニングが重要だと先に述べましたが、
文章も同じです。
毎日、文章に触れて、毎日、読むトレーニングをするのです。
毎日トレーニングすれば、読む力はどんどんついていきます。
はじめは絵本からはじめましょう。
少しずつレベルアップをしていきましょう。
毎日、文章に触れられるように、
おうちの人が試行錯誤して工夫をしてあげてください。
読書量をUPさせて、読むスピードを速めておきましょう!
3.集中力を高めるためには?
集中力を高めるためには、集中できる環境を整えてあげることです。
集中できる環境を整える?とは!?
です!
とにかく、子供が楽しい!と思う事なら何でもいいのです。
大人が一緒に時間を過ごしてあげると、楽しさが倍増するので
集中時間を長くするトレーニングにもなりますし、オススメです。
そして、楽しんでいる時は、なるべく、別のことに頭を使わなせないようにすることです。
ジグソーパズルに集中しているのに、
「〇〇ちゃん」と声をかけるだけで集中が途切れます。
大人でも考え事をしているときに声を掛けられると、
何を考えていたかわからなくなりますね。
それと同じで、頭の中で一生懸命考えている時は、
なるべくその時間に集中させてあげましょう。
これだけです!
まとめ
灘中学に入る子が、塾に入る前に絶対にやっていることは、
でした。
そして、
計算スピードは公文で、
文章と集中力は自宅でつけている、という結果でした!
幼少期における、自宅での関わりが、大切だということがわかりました。
何事も毎日の積み重ね、トレーニング。がんばりましょう!