子育て

賢い子の親はどんな声かけをしているの?

くらげさん
くらげさん
賢い子の親は、どんな声かけをしているの?
じんべいくん
じんべいくん
子供に「こうなってほしい姿」に導く声かけをしているんですよ

どんな声かけをしたら賢い子になるのか

1.ほめる:継続できる子、失敗してもチャレンジできる子

ほめる、と一言で言っても、コツがあります。

頑張った過程をほめてください。

結果がどうだったかということよりも、
普段継続して頑張っていることや、
行動したことをほめるのです。

.ひとつの行動をほめてあげると、「この行動はよい行動だったんだな」「次も続けよう」と思ってくれて、次からもそのよい行動(=継続する努力するチャレンジする)をするようになります。
.ほめられるとうれしくなって、褒めてくれた人と
信頼関係が深まります
信頼関係が深まれば、こちらのお話もよく聞いてくれるようになります

.頑張ったことがほめられて「それはOKの行動だよ」と認められると、「承認欲求」という「自分を認めてほしい」という欲求が満たされます。自分が認められた「自分はOK」と感じることができると、自分を好きになることができ、新しい次のことにチャレンジしてみよう!というやる気が沸いてきます。自分からチャレンジする子に育ちます。

「あれだけ集中していたからこの結果になったんだね」
こんなふうに褒めることはいいことづくめです。

ただし、「頭がいいね」「すごいね」というほめ方は注意です。
コツコツがんばることに焦点を当てていないからです。
結果がよければいいと勘違いしてしまい、
努力をしなくなってしまう可能性があります
継続や努力した「結果に至る過程」をほめるようにして、
継続や努力が一番大切だよ、というメッセージを送りましょう
継続や努力に焦点を当てれば、引き続き、継続して努力する姿勢を崩さずにいてくれて、
ぐんぐん成績がよくなっていくことでしょう。

結果がどうこうとほめるのではなく、
結果に至る過程をほめるようにしましょう。

2.なぜ? 推理力のある子

イチゴを食べていると、甘いのと味のないのに出会ったことはないですか?
なんで甘さが統一されていないのでしょう?

身近なことを、なぜ?どうして?と問う声かけをしてみましょう

そして、一緒に、なんで?と考える時間をもってみましょう
なんで?は、推理力、論理的思考力、探求心、知的好奇心をはぐくみます。

なぜこのイチゴは甘くてこのイチゴは甘くないのか。
でも酸っぱくもないし。
もしかしたら、株が違ったのかな?
違う土だったのかな?
それとも、上のほうと下のほうと、実がなる場所によって、甘さが違うのかな?

などなど、お子さんと話し合う時間をわざと作ってみてください。

夕食のデザートの時に、イチゴを食べながら話すのです。

お母さんはこう思うんだけどな?
こういう可能性もあるかもよ?と。

家族と話す時間というのは、
家族が、物事をどうやって考えるかを教える時間でもあります。

普段、大人がどんなふうに、なぜ?を考えて、答えに近づいていくか
あーでもない、こーでもないと言いながら、お手本を見せてあげましょう。

それが、推理力、論理的思考力、探求心、知的好奇心をはぐくむ声かけになります。

3.3回話す:記憶を定着させ、物知りな子

話したことは1日たつと40%も忘れてしまいます。
せっかくいい話をしても、もう一度思い出さないと、どんどん忘れられてしまうのです。

話の内容を定着させるために、昨日話したことを今日も話しましょう。
そして、1週間後にもう一度同じことを話しましょう。

「これを知っていてほしいな」ということを、次の日と1週間後に、
意識的に話すのです!

1回目、次の日、1週間後

「あ、これ、昨日も話したことと同じじゃん」
と思ってもらったらしめたものです。

定着させたい話は、3回話す機会を設けましょう!

記憶して欲しい話は、3回話す!

まとめ

声かけのコツ、3つありましたね。

1.継続や努力をほめる

2.なぜ?の声かけ

3.記憶してもらう声かけ

この3つのコツを使って、
賢い子に育ってもらいましょう!