子育て

中学受験(難関校)のための公文は、いつから始め、いつまで続けるか!?

くらげさん
くらげさん
うちの子、公文に行ってるんだけど、いつまで続けたらいいのかしらね。

じんべいくん
じんべいくん
公文に何を求めているかによりますね

中学受験のための公文

中学受験のために公文をするのはいい選択です!
中学受験に必要な力を効率よく伸ばすことができます。

何を求めるか

1.計算スピード

中学受験では計算スピードは必須です。
数字を見てパッと答えが出るようにトレーニングしますし、
時間を計ってプリントをしますので、
計算スピードが速くなります。

2.集中力

中学受験に集中力は必須です。
集中すれば宿題もすぐに終わりますし、授業の内容も頭に入ります。

公文で出されるプリントは、
「その子ができるレベルのプリント(復習、定着目的)」
「その子ができるよりも、少しだけ上のレベルのプリント(嫌にならない)」
ですので、簡単~ほどよい難しさなので、スラスラでき、鉛筆が止まることがありません。

宿題は集中してできる時間15~20分(プリント5枚)で設定されますし、
毎日の宿題が、集中力の練習になります。

3.継続 忍耐力

勉強は1つの単元をコツコツとやらなければなりません。
宝くじに当たるように、ある日突然賢くなる、ということは絶対にありません
継続、忍耐力があり、学びを止めなかった子ができるようになります

公文は毎日宿題が出ます。
簡単な問題を毎日やり続けることで、少しずつ定着して自分のものになるのです。
継続、忍耐力が培われるのです。

4.数字脳

数字を見てパッと答えが出ると計算スピードが速くなります。
数字を見てイメージが付くと、文章題がすっと頭に入ります。
公文は毎日数字を見続けますので、数字に慣れ、数字脳になっていきます

5.机に向かう習慣づけ

コツコツやることが勉強の一番の近道です。
これを習慣にしてしまえば、苦にならなくなります。
寝る前の歯磨きのように、やらないと何か気持ち悪い、やるのが当たり前、
というように習慣にしてしまうのです。
好きでも嫌いでもなく、習慣にしてしまう。
公文は毎日宿題が出ますので、習慣づけにもってこいです。
この時間に、このタイミングで、など自宅でやりやすい時間をセッティングして
習慣にしてしまいましょう。

いつ始めたらいいのか

早いぶんには問題ないのですが、(ベビー公文などもあります)
興味を持った時からでも遅くないです。
送り迎えができれば、小学校入学前から始めることをお勧めします。

ただし、小3冬2月までに四則計算、少数、分数(F200)まで終えたいので、
逆算して考えると、遅くとも、小1までには始めたいです。

何ができたらよしとするか

中学受験に必要な計算は、ひっ算の掛け算、足し算、少数、分数、四則計算です。
つまり、小6までに習う算数です。
公文でいうとF200までです。
そこまでできれば中学受験のための公文であればやめても構いません。

いつ辞めたらいいのか

F200まで行ったらやめていいのですが、
小3の2月までに間に合わない時があります。
その時はもう1年やめるのを伸ばしても大丈夫です。

小5になったらさすがに公文と塾の両立は難しいです。
伸ばしても小4の冬までです。

小4のうちは、受験のための通塾は、まだ週に2日ほどです。
その際は、公文の曜日が、受験の塾の曜日と被らないようにしておきましょう。

もしどうしても小3の冬までにF200までたどり着きません。
→足し算引き算、掛け算割り算、はスラスラできるでしょうし、
分数(E)くらいには進んでいると思いますので、やめても大丈夫です。

塾の宿題で、計算問題が多く、公文もあるし、計算問題もあるしで、やりつくせない、
という場合は、公文を辞めてもよいでしょう。
ただし、まだ分数の教材(D,E)に入っていない場合は、
自宅でしっかりとみてあげる必要がでてきます。

塾では分数のトレーニングをしてもらえない場合がありますので、
自宅で分数のトレーニングをすることになります。

通分、約分は非常に重要で、最大公約数や、最小公倍数など、非常に重要な単元です。
ここは避けては通れないですし、灘中を目指す場合、上位クラスに入ったりすると、
さらっとしか触れてくれませんので、自宅でのフォローが必要です。

灘中レベルを目指すなら、分数、少数は、小3冬までには完璧にしておいてください。

まとめ

中学受験を目的とした、公文のポイント!

1.塾に入る前(小3冬2月)までに、F200まで終えましょう。
2.どうしてもやめるなら、自宅で分数、少数、通分、約分、最大公約数、最小公倍数のトレーニングをしましょう。